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持ち物リストは、要項に書いてある制約を守るための道具です。行政イベントの要項には、電源・発電機・水・ごみ・区画のサイズ・テントの可否が書かれていて、それがイベントごとに違います。この記事は当サイトが掲載している募集要項に実際に書かれていた条件を引きながら、キッチンカーとテント出店に共通する持ち物と、それぞれに固有のものを整理します。

旧記事「キッチンカーの出店持ち物リスト」「テント出店の持ち物リスト」を1本にまとめました。使い方は3段階です。申込前に要項の設備条件を読む → 出店決定後に小間割りと当日スケジュールを読む → 前日にこのリストで確認する。当サイトの各募集ページには、要項に書かれた設備条件を備考に抜き出しています。

申込前に確認する4点

同じ「出店」でも、要項の条件はこれだけ違います。

  • 1区画は3.6m四方(岩倉市 ふれ愛フリーマーケット)
  • 約2m×2m、テント使用不可。傾斜のある芝生上(名古屋市 昭和区区民まつり)
  • 開口3m×奥行2m(知立市 リユースマーケット)
  • 間口2.7m×奥行3.6m(半テント、三方幕有り)。電源2口1.5kW・長机2本(蒲郡まつり)
  • テント・机・イスは無償貸与(常滑焼まつり)
  • 自前テント12,000円/主催者テント借用17,000円(くらふとフェア蒲郡)
  • 簡易照明なし、発電機持込禁止(蒲郡まつり 移動販売車ブース)
  • 「テント、電源なし」(はんだふれあい産業まつり キッチンカー枠)

確認するのは次の4点です。

  1. 区画の寸法:3m×3m前後が多いが、2m×2mや2.7m×3.6mもある。キッチンカーは車のサイズに加えて、のぼりや客側テーブルの分を含めて収まるか。テントは自分のテントとテーブルが収まるか
  2. テントを持ち込めるか、使えないか、貸与されるか:使えないイベントでは日よけ・雨よけをどうするか(パラソルも禁止のことがある)
  3. 電源の有無と上限、発電機の可否:「電源2口1.5kW」「1ブース2,000Wまで」「発電機持込禁止」
  4. 机・椅子が付くか:貸与なら荷物が大幅に減る

共通:書類・掲示物

当日に書類を求められることがあります。

  • 出店決定通知書・車両通行証:会場への進入時に警備員に見せる。通知書に「当日持参」と書いてあるのを見落としがち
  • 小間割り図・当日スケジュール:搬入時刻、搬出時刻、駐車場の位置
  • 主催者の緊急連絡先:本部テントの場所と担当者の電話番号
  • 食品を扱う場合:営業許可証(施設の見やすい場所に掲示)、食品衛生責任者の表示、PL保険の加入証の写し(要項で求められる場合)。区分は 営業許可の記事
  • 中古品を仕入れて売る場合:古物商許可証
  • 価格表・メニュー表:見やすい大きさで。「良識ある価格設定をお願いします」(蒲郡まつり)のように価格に触れる要項もある
  • アレルギー表示(食品)
  • 名刺:市の担当課の職員や実行委員、商工会議所の人と話す機会がある

共通:電源・火気

電源が使えるか、何ワットまでか、発電機を持ち込めるかの3点はイベントごとに違います。

  • 発電機(持込可の場合):要項に種類の指定があればそれに従う。燃料の持込みと保管は要項と消防の条件に従う
  • ポータブル電源:発電機禁止のイベントで、冷蔵庫や照明を動かす。容量は自分の機器の消費電力から逆算
  • 延長コード(屋外用・防雨型):会場電源を使う場合、電源盤から自分の区画までの距離を確認しておく
  • ワット数の分かる表:自分の機器の消費電力を一覧にしておくと、要項の上限内に収める判断が早い
  • 消火器:多くの市町村の火災予防条例で、催しで火気器具を使う露店等に設置が求められている。名古屋市の案内では業務用消火器を露店等ごとに1本以上(住宅用やエアゾール式は不可)。有効期限を確認
  • ガスボンベの固定と予備:転倒防止で固定する
  • 火気を使うワークショップも同じ扱い。申込書に火気使用の欄があれば記入する

共通:販売・会計

  • 釣り銭:千円札と小銭を多めに
  • キャッシュレス端末:電波と電源の確保。会場によっては電波が弱い
  • 領収書:団体や企業の来場者が求めることがある
  • 売上の記録:報告を求められる場合に備えて、品目別に数えられるようにしておく
  • 雨対策:小雨決行の要項があるので、雨の中で売る場合に備える。客側のひさし、商品の保護
  • スマートフォンの予備バッテリー:キャッシュレスと連絡用

共通:ごみ・撤収

ごみの持ち帰りを要項で求めるものがあります(「会場にゴミ箱の設置はありません。各出店者様でゴミを回収していただきます」蒲郡市 SEASIDELIVE)。

  • ごみ袋(分別できるよう複数):可燃、プラ、缶・びん
  • 区画の原状回復:ガムテープの跡、ペグの穴の埋め戻し、芝生の養生、油の跡
  • 搬出時刻の厳守:「撤収は午後4時までに完了してください」(瀬戸市 デジタルまつり)のように時刻が指定される。終了時刻まで店を開けておく
  • 主催者への報告:本部に撤収完了を伝える。売上報告用紙があればその場で提出

搬入出の段取りは 搬入・搬出の記事 に書いています。

キッチンカーに固有のもの

水

自前の給水タンクが前提です。「水道あり」と要項にあっても、飲用できるか、ホースを繋げるか、共用で列ができるかまでは分かりません。

  • 給水タンク満水:許可を受けた給水設備の範囲で運用する。途中補給の可否は要項か管轄の保健所に確認
  • 排水タンクの空き容量:排水を会場の側溝に流すことを禁止する要項がある。持ち帰り
  • 手洗い用の消毒液:流水式の手洗い設備に加えて
  • ペーパータオル、清掃用の布巾・洗剤:閉店後の清掃で会場の水道が使えないことを前提に
  • 廃油の処理容器:固めるか容器に入れて持ち帰る

車両・区画

  • 車検証の写し:車両サイズの確認で求められることがある(南区民まつりでは申請時に提出)
  • 輪止め・サイドオーナー:傾斜のある会場(芝生、公園)ではとくに
  • のぼり・看板:区画内に収める。通路にはみ出すと注意される
  • ゴムマット・養生:芝生や石畳の会場で、油汚れや車輪跡を防ぐ

テント出店に固有のもの

テント・固定

テントの持ち込みが可能な場合です。一宮市の緑化フェアは「テント及びテントの付属品(ガイロープ、ウエイト等)」を区画内に収めるよう求めています。

  • テント:区画の寸法に合うサイズ。区画が2.7mなら3m×3mのテントは収まらない
  • ウェイト(4脚分):要項に重量の指定があればそれに従う。水を入れるタイプは満水にして使う
  • ロープとペグ:芝生や土の会場で打てる場合。公園によってはペグ打ち禁止。要項を確認
  • サイドシート・横幕:風よけ、雨よけ、隣との仕切り。風を受けやすくなるので強風時は外す

什器・陳列

  • 折りたたみテーブル:区画に合わせて180cmか120cm。貸与があるなら不要
  • テーブルクロス:床まで垂らせる長さにすると、下に在庫箱を隠せる
  • 什器(棚、ラック、ディスプレイスタンド):高さを出すと通路から見える。ただし風で倒れないもの
  • 値札・価格表示:全品に
  • 作家名・屋号の看板:ブース前面に
  • 照明(電源がある場合):クリップライトか電池式のLED
  • 袋・包装材・緩衝材:割れ物は多めに
  • 台車・キャリーワゴン:「駐車場より運搬してください」のように、車を区画に付けられない要項がある

出店者自身のもの

搬入が朝8時、終了が16時のように、朝が早く終わりまで長いイベントがあります。飲み物と昼食(自分のブースを離れられない)、折りたたみ椅子(貸与がない場合)、防寒・防暑具(10月・11月開催が多く、朝と昼の気温差がある)、雨具、常備薬、日焼け止め、虫よけ。

販売できる物の制限

市民向けのフリーマーケット枠では「営利目的不可」「一般家庭の不用品やリサイクル素材のハンドメイド品のみ」といった制限があり、事業としてのハンドメイド販売は対象外のことがあります。音楽・BGMを要項で制限するイベントもあります。ハンドメイド作家向けの確認点は 別記事 にまとめています。

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以下は Amazon の検索結果へのリンク(広告)です。特定の商品をおすすめするものではありません。要項に重さ・容量・種類の指定があるもの(テントのウェイト、消火器、発電機など)は、要項の条件に合うかを確かめてから選んでください。

共通

キッチンカー

テント出店

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